住宅ローンの実際

住宅ローンの実際

一生のうち1回 住宅ローンを組まれたほとんどの方がこの回数です。

一生のうち0回 更に多くの方が住宅ローンを組まれたことがないというのが本当の話です。

もう一つ言えば…

「住宅ローンなんて、はなから無理で住宅ローンの審査すらしたことがないという方」が、住宅ローンを組める方である実態は知られていないのです。

そして、戸建住宅を所有したいと思いながら、踏み込めずにいる現状に数多く接してきたなか、戸建住宅を望み、持てる状況にありながら手にしてない方々に共通点があることに気付きました。

一つの共通点であり、原因となっているところです。誤解を恐れずに言いますと

担当者の力不足・努力不足・研究不足です。

と言っても無理からぬ話の部分もありますが…

規模の大きい住宅会社・不動産会社では、分業制が引かれているため名立たる会社、営業が何人もいる会社の営業担当者は住宅ローンの対応をさせてもらえない実情があります。

反対に規模の小さな数人で対応する会社の場合は、細やかな対応とまでは手が回らないというのが本当の話です。

若い営業の方なら自身がそもそも住宅ローンを組んだことがない、ある程度の年齢の営業の方なら過去にうまくいった銀行が唯一無二かのように審査が通ったと経験のあるころしか使わない傾向が強い。

金融機関の担当者もえらそうな態度、ふざけるなと言いたくなるような輩もいますので住宅・不動産業者が積極的に住宅ローンに少しでも詳しくなろうと言う業界の環境でないことも事実です。

まだまだありますが、差し障りのない範囲でおさめておかないと…直接でしたらいくらでもお話ししますが…

結果、戸建住宅を望まれる方が住宅・不動産業者に出向いても、さわりの部分・表面上の話しか出来ないというのはある意味当然かと思います。

そこでうちではこんなことをしたい、すると結論してます。

  • 住宅ローンを通す
  • 住宅ローンを通せる様に調整する
  • 住宅ローンを通すためにどの様な準備が必要かお伝えし、具体的なスケジューリングを行う
  • 最初から望まれる方全員が住宅ローンの審査基準をクリアできるとも限りませんので、期間を設けて基準をクリアする状況になるようにする。

要するに全員が可能性ある方々です。時間と準備が必要な状況であるだけかも知れません。

但し、以下の方は現段階では困難を極めます。

  • 65歳以上の方
  • 後見人が必要な方
  • 反社会勢力にある方

過去にこの様な状況の方に、住宅ローン融資実行のお手伝いを致しました。

  1. ほぼ全盲で家族とお仕事の関係で別居の方
  2. パチンコ店のパートの母子家庭の方
  3. 自営業で確定申告の額を抑えていた方
  4. 55歳新聞店舗勤務の方
  5. 24歳年収が300万少し届かずの方
  6. 勤続3ヵ月の方
  7. 過去に消費者金融を利用されていた方
  8. 過去に延滞された方
  9. 複数の借金がある方
  10. 自己資金がほぼない方

上記の状況の方は門前払いか、審査に出すだけ出されて履歴を汚されて終わった方かと思います。
事前に担当者に確認して、可能性が十分に見込める方のみ審査に出すのがうちのセオリーです。

準備期間が必要かもしれませんが、可能性はあります。